犬の動脈管開存症(PDA)の2例

亀戸動物総合病院 草刈 雄登 はじめに  動脈管開存症(PDA:Patent Ductus Arteriosus)とは胎生期に存在する大動脈と肺動脈をつなぐ動脈管が出生後に消失せず残存する先天性疾患である。  動脈管は通 […]

熱中症によりDICを併発した犬の1例

亀戸動物総合病院 池田 雄太   はじめに 熱中症は気温、湿度の高くなる夏場、特に車内や冷房の効いていない室内などでおこりやすい。体温が上昇しやすい大型犬や短頭種(パグ、ペキニーズなど)で発症しやすく、重症化す […]

肝リピドーシスの猫の1例

亀戸動物総合病院 池田 雄太   はじめに 肝リピドーシスは猫に特徴的な肝臓疾患で、様々な原因によって猫が食欲廃絶、絶食状態となると体内の脂質が肝臓へ沈着することで発症する。脂肪変性した肝臓は機能が低下し、徐々 […]

バベシア症に罹患した犬の1例

亀戸動物総合病院 古谷 麻奈実   はじめに バベシア症とは、マダニによって媒介される赤血球内寄生原虫によっておこる疾患である。現在、日本国内では西日本を中心として発生しているが、伴侶動物として犬の全国的な移動 […]

重症膝蓋骨脱臼の治療

亀戸動物総合病院 山田 美友貴   はじめに 膝蓋骨脱臼とは、膝蓋骨が解剖学的な位置から逸脱することで関節痛が発生したり、関節の屈曲伸展機構が正常に機能しない状態をいう。特に伸展機構が機能せず膝関節を屈曲の状態 […]

アンカーピンを用いて整復した小型犬の膝蓋骨内方脱臼の1例

はじめに 小型犬における膝蓋骨脱臼は動物臨床領域において頻繁に遭遇する疾患であり、先天性と外傷性に分類されるが、前者のほうが一般的であり、内方脱臼が外方脱臼に比べ圧倒的に多い。   症例 ポメラニアン、1歳齢、 […]

外傷性股関節脱臼を内側アプローチにより整復を行った犬の1例

亀戸動物総合病院 住田 篤則   はじめに 外傷性股関節脱臼の整復には大別して非観血的方法と観血的方法があるが、非観血的方法では約半数が再脱臼したという報告がある。また、観血的方法には経寛骨臼ピンニング法、トグ […]

交通事故による下腿骨骨折(脛骨・腓骨)の犬の1例

亀戸動物総合病院 池田 雄太   要約 交通事故により、下腿骨骨折(脛骨・腓骨)及び足根関節内骨折をおこした犬に対し、プレートによる固定と、足根関節固定のための髄内ピン挿入を行った。   症例 犬 ミ […]

大型の肝細胞癌に対し肝葉切除を実施した犬の1例

亀戸動物総合病院 腫瘍科 池田 雄太   はじめに 犬の肝臓腫瘍には様々なタイプが発生するが、その多くは肝細胞癌であり約70%を占める。肝細胞癌は進行が比較的緩やかであり、無症状のことも多いため健康診断などで偶 […]