術者は十分に手を消毒し、滅菌された術衣・手袋を着用します 麻酔担当医は、各種生体モニターを観察しながら動物の状態の変化をとらえます 術野の毛刈りを行い、十分に消毒をします ドレープをかけ、プラスチックドレープをつけ、術野の汚染を可能な限り防ぎます 体の正中にそって開腹します見えているのは脾臓です 卵巣についている靭帯を切除します 卵巣の太い血管と子宮広間膜を、超音波凝固切開装置ハーモニックを使用し、止血・切断します 逆側の卵巣(右側)も同様の処理を行います 左右の子宮を露出します 子宮の根本を一糸だけ結紮し、その後ハーモニックを使用し、止血・切断します 断面をしっかり確認し、体内にもどします 腹壁と皮下を縫合します 皮膚を縫合し、手術終了です