腹腔鏡検査について

腹腔鏡は開腹手術をせずにおなかの中を観察したり、生検などをおこなうことができます。

次のような場合におすすめします。

・黄疸がある
・血液検査で肝臓の値が高い

たとえば肝臓に病気が疑われる場合、生検検査(肝臓の組織の一部を採取する検査)が必要になることがあります。その場合、旧来は開腹手術や皮膚から針を刺す方法しかなかったため、あまりおこなわれないのが現状でした。しかし、腹腔鏡で生検をおこなうことで最小限の傷で検査をすることができるようになりました。

また、お腹の中に異常が疑われるけれどもはっきりしない場合、試験開腹(検査のための開腹手術)をおこなうことがあります。この時、腹腔鏡検査を併用することで、本当に開腹する必要があるかをより正確に判断することができるようになりました。

腹腔鏡検査は全身麻酔下でおこないます。そのため、動物の状態により検査が実施できない場合があります。
・腹腔鏡検査の状況により、安全の確保のため開腹手術に手技を変更する場合があります。